「来週の土日は何も予定ないし…そうだ、倭城を見にプサンへ行こう」

パスポートさえあれば、すぐ行くことができるプサン。しかし、今だからそう言えるのであって、二年半前、プサンへ行くと決めた当時の私は、何をどうすれば良いのか分からなくて、とても不安でした。ハングルは読めないし、頼るべき知人もいないし…今思うと、よく行ったなぁと思います。ここでは、これまでお寄せいただいた質問の中でよくある質問と、それに対する答えをまとめてみました。

【航空券は高い?】 

東京、愛知、大阪、福岡、札幌、那覇など、日本の主要都市からプサン行きの飛行機が飛んでいます。所要時間は、成田から2時間10分、中部から1時間半、関西から1時間半、福岡から55分、新千歳から2時間40分、那覇から1時間55分となっております。航空券は(時期とタイミングにもよりますが)LCCの場合、往復10,000円程度で購入できることもしばしば。
【ホテルはどこがオススメ?】
お宿は、2,000円程度のゲストハウスから30,000円程度の高級ホテルまであります。初めて韓国へいらっしゃる方には、日本の大手ビジネスホテルチェーンをオススメしています。設備もサービスも料金も日本と同じくらいですし、日本語が通じますので、安心できると思います。

【辛いの苦手なのですが…】 

韓国料理は、全般的に日本より安いです。辛いものが苦手な方、そもそも韓国料理が苦手という方は、ノリマキ、トンカツ、オムライス、ウドン、オデンなど、日本統治時代に日本からもたらされ、独自進化を遂げた料理がありますので、そちらを食べてみてはいかがでしょう。

【行き方が分からない】

プサン中心部の倭城の場合、公共交通機関で行くことができます。地下鉄は1,300〜1,500ウォン、バスはどこまで乗っても1,200ウォンで利用できます。プサン近郊以外の倭城へは、市外バスターミナルから高速バスで各地のバスターミナルまで行き、そこからさらに(各地の)市内バスを乗り継いでいくことになります。具体的なアクセス方法は、織豊期城郭研究会『倭城を歩く』に載っていますので、そちらをご参照ください。また、タクシーをチャーターしたり、レンタカーで巡ることも可能です。 なお、私が直接ご案内することも可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

いかがでしたか。倭城が特別なものではなく、日本の戦国時代の城のひとつとして、もっと身近な存在になることを願っています。